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私の夢は遠くフランスへ飛んでロンシャンであります

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フランスのロンシャン競馬場で7日に行われる凱旋門賞に、今年も日本馬が参戦する事となりました。日本馬による凱旋門賞制覇は、競馬関係者、競馬ファンにとっては夢であり、悲願です。かつては日本の競馬は世界的に見てレベルが低く、日本馬が凱旋門賞を制する事は夢のまた夢と言われていました。その重い空気に風穴を開けたのが1999年に挑戦したエルコンドルパサーです。

日本国内でエルコンドルパサーが負けたのは、ちょうど20年前の毎日王冠で、サイレンススズカの驚異的ともいえるスピードに屈しただけ。その後のジャパンCでは、同世代のダービー馬、スペシャルウィークを問題にせず勝っています。その翌年、99年は欧州に遠征をし、凱旋門賞を目標にローテーションを組んで順調に本番を迎えました。最大のライバルは地元フランスのモンジューで、アイルランドのダービーなど、7戦6勝2着1回という成績で本命視されていました。レースではエルコンドルパサーが逃げてモンジューが追う展開。残り100までは先頭で、日本の競馬ファンは本当に誰もが夢を見たと思います。でもそこからが地元の最強馬、モンジューの地力でした。結果2着でしたが、日本馬が世界の頂点を狙えるという事をこのレースで意識できたという感じはしました。

それからディープインパクトやナカヤマフェスタ、オルフェーヴルがあと一歩のところまでいきましたが、勝てませんでした。しかしながらナカヤマフェスタは日本では決して最強クラスではないにもかかわらず2着と好走したのには驚きました。なにせ凱旋門賞は欧州調教馬以外の勝利はありません。向こうの馬場にフィットした地元の馬が当然のように好結果を残しています。逆に欧州の馬が日本でレースをすると、日本の最強クラスに負けてしまいます。モンジューは、凱旋門賞の後にジャパンCに参戦しましたが、スペシャルウィークに敗れ、さらに香港の伏兵インディジェナスと英国のハイライズにも敗れての4着に終わりました。

今年は日本からはクリンチャーが参戦します。前哨戦のフォワ賞の内容を見ても厳しい戦いになりそうですが、少しでも夢を見れるようなレースをしてほしいです。ディープインパクトやオルフェーヴルの時は、現実的に勝つ可能性も高かっただけに期待しましたが、もし勝ったら夢が達成された時の一抹の寂しさみたいなのもあるので、もう少し長く夢を見ていたいみたいな複雑な気持ちもありますね。凱旋門賞は欧州調教馬以外勝ったことのないハードルの非常に高いレースですから、苦労して苦労した末に日本の馬が勝って、その時に喜びを爆発させたいという思いはあります。有力馬の使い分けで日本のレースに使わずにドバイや香港のレースを使うという事には、個人的にはなんだかなあと思っていますが、日本の最強クラスや適性を見込んだ馬が凱旋門賞に挑戦するのは賛成です。

7日の国内のレースは、20年前にエルコンドルパサーが国内で唯一敗れた毎日王冠があります。レース名の通り、優勝馬の副賞として王冠があります。モレイラ騎手騎乗のアエロリットは、瞬発力勝負に付き合わなければ勝ち負けしそうですし、ルメール騎手騎乗のステルヴィオは、1800mの距離のスペシャリストとして鳴らしていきそうな気はしますが、昨年の菊花賞馬のキセキは、中距離+良馬場でこそ持ち味がフルに活かせるのではと思います。

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