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日本代表に神風

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W杯日本代表はポーランド戦に敗れはしたものの、決勝トーナメント進出を決め、世界をあっと言わせました。今回、日本代表にとっては神風が吹いたなと感じさせる場面がいくつかありました。こういうツキは、勝負事には必要でそういった部分を味方につけられたのは大きかったと思います。

やはり初戦のコロンビア戦、開始早々、コロンビアの選手が退場となり、人数的に優位に戦えた事で大金星をあげられた事が利きましたね。そして何よりも今大会からフェアプレーポイント制が導入された事も日本にとっては神風が吹いたと言えるでしょう。同時に、世界的にもコンプライアンス精神の優れた日本人の長所が結果となって現れたのかなと感じました。もともと日本のラフプレーの少なさは世界でも屈指です。ラフプレーが少ない事が逆に勝負に対して物足りなさを感じる向きもありますが、今回は日本の持ち味とも言えるラフプレーの少なさが決勝トーナメント進出の要因となったのは間違いないでしょう。

ポーランド戦の終了間際に負けているのに時間稼ぎと思われるプレーをした事が批判にさらされてます。確かに賛否の別れるプレーなのは間違いないでしょう。個人的には、ルールがそうである以上、最大の目的である決勝進出を果たすためには仕方なかったのかなと思います。西野監督もコロンビアに勝ってるとはいえ、冷静にチームの力量を分析して強気に点を取りにいくという形は危険と判断したのでしょう。結果が全て、勝てば官軍の世界です。私はもし日本代表のサッカーを非難するなら、そういうルールを非難する方が先じゃないかなと思います。

次は強豪中の強豪、ベルギーとの対戦です。力量的には正直、失礼ながら苦戦必至でしょう。ただ、今回のW杯、グループリーグが始まる前も日本は3戦3敗だろうという予想があちらこちらで聞かれ、予選通過はまず無理だろうと言われていました。今の日本代表には神風が吹いています。2度あることは3度あるかも知れません。


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離職後半年過ぎたらご用心!

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パートや派遣など、有期雇用でそれほど長くない期間で退職された場合、失業手当がもらえるのかどうかが気になるところだと思います。

まず、雇用保険に加入していた期間(会社に勤続していた期間)は、原則1年以上あれば失業手当の受給権は得られます。しかも、この1年という期間は、1つの会社に1年というわけではなく、複数の会社を通算して1年でも良いのです。しかし、通算する場合は、前の会社と後の会社の間隔が1年を超えてしまった場合は、通算することはできなくなります。

また、退職の理由によっては、加入期間が6ヶ月以上あれば、失業手当の受給資格が得られる場合があります。会社の倒産や解雇(もちろん何かやらかして懲戒的な解雇になった場合は含みません。当然ですね)病気などで仕事が続けられなくなった場合など、正当な理由のある自己都合退職などに該当する場合です。あくまで6ヶ月で雇用保険がもらえるのは例外的な場合です。

注意したいのは、失業手当は原則、離職日の翌日から起算して1年を経過するともらえなくなってしまいます(離職理由によって一部、30日から60日程度延長の場合もあります。また、60歳以上の定年退職者にも特例があります)もっと細かく言うと、失業手当はその離職日の翌日から1年と言う期限の中で、個々の給付日数分に相当する分しかもらえません。つまり、離職してから時間が経過して1年近く経って失業手当を申請した場合、給付日数分もらえなくなる可能性が出てきます。特に自己都合退職をして3ヶ月の給付制限が見込まれる場合は注意が必要です。

一方で次の就職先のメドが立てられるのであれば、失業手当の受給申請はしないで、再就職して雇用保険の加入期間を積み上げていけば、ゆくゆくは給付日数を増やすことにつながります。失業手当を受給した場合、これまで積み上げた雇用保険の加入期間はリセットされます。

以上のように、離職日の翌日から1年を経過すると失業手当はもらえなくなりますので、受給するかどうかの選択はゆっくりという訳にはいきません。退職した時の個々の状況によって受給資格や給付日数も違ってくるので、一概にどうとは言えません。何らかの理由で会社を退職した場合は、退職の理由が何なのか、雇用保険にどれくらいの期間加入していたのか(会社にどのくらいの期間いたのか。短期間での退職の場合は、前職の期間も含めて)しっかり把握しておく事が必要でしょう。

今年もまた、あなたの、そして私の夢が走ります

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競馬実況の第一人者の杉本清さんは、宝塚記念のレース前、またはレース中に必ずこのフレーズを口にし、自身が気になってる馬を私の夢と称して披露していました。なぜこの宝塚記念に夢が走るのかというと、上半期の締めくくりのこのレースと、1年の締めくくりの暮れの有馬記念はファン投票があり、上位に選出された馬が優先的に出走できるからです。杉本さんは関西テレビのアナウンサーでしたので、阪神競馬場で行われる宝塚記念の実況を15年ほど前まで担当していました。

杉本さんの夢で印象に残っているのは、1999年の時の「あなたの夢はスペシャルウィークかグラスワンダーか、私の夢はサイレンススズカです」です。競馬ファンの間でも語り草になっていますが、この時の宝塚記念にサイレンススズカは出走していません。というのも同馬は前年の天皇賞で骨折し、亡くなってしまいました。その1998年はサイレンススズカの完成の時で、強い馬でもバテるようなハイペースを刻んで逃げ、速いタイムで押し切ってしまうという後にも先にも見たことのないようなレースで連戦連勝、宝塚記念も制しました。そして夏を越して敵なしと言われた天皇賞で悲劇が起きてしまいました。99年の宝塚記念、人気はスペシャルウィークとグラスワンダーの2強。杉本さんは私の夢はサイレンススズカと言ったあと、「夢叶わぬとはいえ、もう一度この舞台でダービー馬(スペシャルウィーク)やグランプリホース(グラスワンダー)と走ってほしかった」と続けています。これは多くの競馬ファンも同様に思っていた事でしょう。実際、このレースはグラスワンダーが勝ち、スペシャルウィークが2着に続きました。

宝塚記念は梅雨の天候が難しい時季にある事もあってか、オールスターが出揃うという事があまりありません。今年は特にファン投票上位の馬の出走が少なく、上位で出走してきた馬も近況が芳しくない馬が多いとあって非常に難解なレースになりそうです。実績よりも今現在調子が良さそうな馬の一発を狙いたいですね。土曜日の雨で馬場状態も微妙なので、レース直前まで傾向を見極めないと何とも言えないところですが、私の夢としては僭越ではありますが、ノーブルマーズの粘り込みに少し注目してみます

ほぼありえない労災未加入

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会社で仕事中にケガをし、会社に労災の申請の手続きをを依頼したら「ウチは労災に加入していない」と言われて申請の手続きをしてもらえませんでした。この場合、本当に泣き寝入りするしかいけないんでしょうか?

まず、労災保険の適用事業をおさらいします。労災保険に関しては、個人事業の農林水産業で常時5人未満の従業員を雇用している場合のみ、暫定任意適用事業になり、加入の義務がありませんが、それ以外の事業所で従業員を1人でも雇用している場合は、個人事業でも適用事業所となり、労災保険に加入をしなければなりません。そして、有期雇用や日雇といった方々にも適用されます。

次に、労災保険がどのような役割を果たすかというと、本来、労働災害が発生した時の被災労働者や遺族に対する補償は、事業主(条文では使用者)がしなくてはならない事は労働基準法にも定めがあります。しかし会社によっては補償できる資力が十分ではなかったり、大事故が発生した場合に補償出来ないというケースが考えられます。そうなると、被災労働者は十分な補償が受けられなくなってしまいます。そこで国が事業主から広く薄く保険料を徴収し、万一事故が発生した時に、事業主に変わって被災した者に補償するというのが労災保険の役割です。なので、労災保険は、従業員のためであるのと同様に、事業主のためのものであると言えます。

したがって、個人事業で常時5人未満を雇用している農林水産業を除き、従業員が1人でもいれば労災保険に加入していない事業所はありえませんので、申請の手続きをする事が出来ます。「加入していない」のではなく「加入しているはずだけど加入の手続きをしていない」状態なのです。

加入の手続きをしていない状態で労働災害が発生し、労災保険の給付決定となった場合、加入の手続きをしていなかった分の最大2年分の保険料の徴収や、給付額の徴収といったペナルティがあります。

労災保険の加入が任意である個人事業で従業員5人未満の農林水産業に関しても、労働災害が起きた場合、労働基準法に定められた本来あるべき事業主の補償責任が免責されるわけではありません。労災保険の保険料は、健康保険や厚生年金のように高いものではありません。労災保険は、会社の安心を支える最も重要なものと言えるのではないでしょうか。

ジャイアントキリング

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という名のサッカーを題材とした漫画があります。訳すと番狂わせとか弱者が強者を負かすという意味だそうです。サッカーW杯の日本代表に失礼は承知ですが、コロンビア戦の勝利はまさにジャイアントキリングではないでしょうか。正直、驚きました

でも今回、そういう流れはありましたね。ドイツがメキシコに負けたり、ブラジルがスイスに引き分けたり、アルゼンチンがアイスランドに引き分けたりと予選リーグの初戦とは言え、優勝候補が格下の伏兵に勝てない試合が続きました。この流れに日本もひょっとしたら乗れるかもという気もひそかにあったかなと思いつつ、現実問題厳しいかなと感じていたのが正直なところですね。

今回は勝ちましたが、まだ予選を通過したわけではありません。勝って驕らずの心境でしょう。これまで意外に大人しかったマスコミもこの勝利で一気に騒ぎ立てるでしょうけど、正直、マスコミにはまだバカ騒ぎはしてほしくはないですね。Hグループでは、セネガルがポーランドを敗るという波乱もありました。次はそのセネガルとの対戦です。楽な相手ではありませんが、期待はおのずと膨らみますよね

藤田菜七子騎手 GⅠ騎乗へ前進

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藤田菜七子騎手がデビューから通算31勝目をマークし、規程によりGⅠレースに騎乗できる権利を取得しました。中央競馬に在籍していた女性騎手はこれまで6人いましたが、31勝を上回る勝利数をマークしたのは増沢由貴子元騎手(旧姓 牧原)の34勝のみ。しかもデビューから8年目での到達でしたから、藤田騎手の3年目での達成は素晴らしいの一言です。もちろん周囲のバックアップはありますが、だからと言って簡単に結果を出せるものではありませんので立派だと思います。なにせ競馬サークルは男社会です。レースでも荒くれ者を敵にまわして危険と隣り合わせの勝負をしなければいけません。土曜日のレースで通算30勝目をあげてリーチをかけたと思ったら、翌日に31勝目をあげて区切りをつけたのですから大したものです。

騎手はデビューして5年間は見習騎手と呼ばれ、重賞レースや特別レース以外のレース名のないレースに騎乗する場合、先輩騎手よりも軽い負担重量でレースに騎乗します。この負担重量は、馬にとっての負担重量で1キロ違えば1馬身違うと言われています。まだ経験の浅い見習騎手が先輩騎手たちと同じ負担重量でレースに騎乗させるのは酷だし、同じ重量なら当然、乗せる側は実績のある騎手に勝てる馬を乗せるでしょう。なので見習騎手には負担重量を軽く設定して騎乗機会を与えようという制度です。通算30勝までの騎手は3キロ減、31勝から50勝までが2キロ減、51勝から100勝までが1キロ減で騎乗でき、100勝を超えると減量の特典はなくなります。

藤田騎手の場合、31勝に到達したので来週以降は3キロ減から2キロ減になります。通算100勝を超えるか、デビューして5年を超えると減量の特典がなくなり、先輩騎手と同じ条件で戦うようになるので、減量の特典を活かして勝ち星をマークしていた騎手が勝てなくなる事はよくあります。なので藤田騎手に限らず若手騎手にとっては、5年を超えてからが本当の勝負でしょう。

とはいえ藤田騎手がGⅠに騎乗できる権利を得たのですから、秋以降競馬界にとっては楽しみが膨らみます。もし騎乗となれば勝ち負けは別にして大きな話題になるでしょう。JRA所属の女性騎手でGⅠレースに騎乗すれば史上初ですし、GⅡやGⅢといった重賞レースを勝てばやはり史上初です。競馬学校には藤田騎手に続く女性の騎手候補生が控えています。いろいろと厳しい世界ですが、大きなケガはしないで活躍してほしいと願っています。


障害年金の再チャレンジ

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障害年金の申請をしたものの、不支給決定となってしまった場合、受給を諦める以外道はないんでしょうか、、?そんな事はありません。不服申立てあるいは再申請という方法で受給へ向けて再チャレンジする事が可能です。

まず、不支給となる理由をつきとめる事が必要ですが、不支給決定通知書が送られてきますので、そこに不支給の理由が書かれています。理由としては、特定した初診日が認められなかったり、診断書や申立書の内容が障害等級に該当していなかったりといった理由が挙げられます。診断書の内容が自分が思っている内容よりも軽いなど、診断書を再度作成してもらうような場合は、再申請で改めてやり直すという方法になります。

不服申立ては、あくまで申請した書類に間違いはない場合に不支給決定されてしまった場合が前提となってきます。不服申立てには、審査請求から始まり、決定の通知を知った日の翌日から3ヶ月以内に行う必要があります。審査請求の趣旨および理由の欄に分析した内容を書く必要があります。感情的な事を書いても一切考慮はしてもらえない事は頭の片隅に入れていただければと思います。審査請求の結果に不服がある場合は、再審査請求まであります。再審査請求は、決定書の謄本が届いた日の翌日から2ヶ月以内に行う必要があります。

特に再申請請求の場合、診断書など書類を揃える費用が余分にかかってしまいます。大事なのは、初回の申請時の書類(初診日の証明書・診断書)で自身の初診日、症状がしっかり反映された書面で提出出来るかです。それには日頃からの主治医の先生とのコミュニケーションを密にとっていく事が必要なのかなと思います。もし、自分自身の力だけではどうにもならない場合は、家族など身近な人の助けも必要になってくるのかなと思います。



W杯直前 グループリーグ展望

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今年は冬季五輪とW杯がある年で、ファンの方も気の抜けない年だと思います。マスコミも大会が始まるとW杯一色と言ってもいいくらいに盛り上げてきますし、おのずとお祭りモードになっていく事でしょう。

日本はHグループに入りましたが、どうなんでしょうね。正直詳しいことは分からないし、完全に素人目線ではありますが、コロンビアもポーランドも優勝候補とまではいかなくとも上位ランクの地力はありそうですし、セネガルは意外性のあるアフリカ代表で簡単に勝てる相手だとは贔屓目に見ても思えません。ただ、横綱大関レベルの国はいないので、全く敵わない事はないかなという気もします。

他のグループはどういった印象かというと、Aグループは少しレベルは落ちそうですね。ウルグアイが鉄板で2番手がどこかという感じでしょうか。Bグループはスペインとポルトガルでしょう。Cグループはフランスが鉄板で2番手がデンマークがややリードという印象。Dグループはアルゼンチンが鉄板でクロアチアが2番手かなという感じ。Eグループはブラジルが大横綱で2番手は混戦のような気がします。Fグループはドイツが鉄板でメキシコとスウェーデンの2番手争い、Gグループはイングランドとベルギーでしょうね。あくまで素人目線の印象です。

日本は19日のコロンビア戦が初陣になります。時間的にも日本時間で21時キックオフなので、見るのには一番いい時間帯だと思います。ここで引き分け以上に持ち込めればかなり盛り上がりもヒートアップしてくる事でしょう。

中小事業主も加入できる労災保険

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労災保険は、本来は従業員に業務災害や通勤災害が起きてしまった場合に、療養にかかる費用の補償や休業補償、障害が残ってしまった際の障害補償や亡くなられてしまった場合の遺族補償などを行う制度です。したがって、事業主は労災補償の対象とは原則ありません。しかし、中小事業主など、従業員と同様に現場で汗を流して働いている方が業務災害で療養を余儀無くされたりというケースも考えられます。原則あるところに例外ありで、中小事業主や一人親方など、本来労災保険の対象とはならない方にも任意加入を認めましょうという制度が、労災保険の特別加入です。特別加入制度には、いくつか種類があります。

まず一つは、労働者を常時使用する中小事業主等を対象とする特別加入です。この常時使用とは、労働者を通年雇用しない場合でも、1年間に100日以上労働者を使用している場合は、常時使用に含まれます。中小事業主等と認められる労働者数は300人以下ですが、金融、保険、不動産、小売業は50人以下、卸売、サービス業は100人以下です。加入の要件として、労災保険関係が成立していることと、労働保険事務組合に加入していることです。労働保険事務組合は、労働保険の手続きを代行してくれる組織で、保険料の年度更新(7月10日が締切です)や従業員の就職や退職の際の雇用保険の手続きなどを代行してくれます。商工会や社労士会といった組織にある場合が多いです。

二つめは、一人親方等が対象の特別加入です。建設業関係が主ですが、個人運送業や水産、林業関係等もあります。文字通り、労働者を使用していない方が対象です。

三つめは、特定作業従事者が対象の特別加入です。農業の大多数はここに含まれます。この特定作業従事者が対象の特別加入と、一人親方対象の特別加入は、加入を希望する者が、特別加入団体にまず加入して、その団体のメンバーとなって団体が加入申請するという仕組みになっています。

もう一つ、海外事業に派遣される方対象の特別加入があります。労災保険が国内の事業場における災害が対象なので、海外ではその国の災害補償制度を使うのが原則です。国によっては十分とはいえない内容の場合もあるので海外事業に派遣される者にも日本の労災制度の給付を使えるようにしたのがこの制度です。

業務災害は思いがけない時に起きたりします。労災保険の最大の強みは、万が一業務災害が発生した時、治癒(症状固定も含む)するまで治療費の全額を面倒見てくれるという点です。保険料自体、健康保険や厚生年金のようにそれほど高い額ではありません。まさかの時のために、事業主の方々も加入を検討してみるのも良いのかなと思います。

雇用機会の均等!?

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ハローワークや求人広告を活用して就活した事がある人なら、年齢や性別、経験など条件不問の求人募集を見て「この求人なら自分でも採用してもらえるのでは」と期待を持って応募した事があるのではないでしょうか?しかし現実には甘くはなく、突きつけられた不採用通知に「どうして採用されなかったのだろう?」と思い悩んだりした事があるのかなと思います。中には「なぜ条件不問の求人を出すんだ。実際若くて経験のある人しか採らないのに」と怒りに満ちた表情で疑問に思ってる人もいます。実は、雇用機会を広げるために募集、採用にはいくつか規定があるのです。

性別に関しては、男女雇用機会均等法に根拠があります。特定の性別のみを限定するような表現「営業マン」「看護婦」「保母」などの表現で男性のみ、女性のみの募集をする事は禁じられています。また、転勤の可否や転勤経験を条件とするような間接的な差別も含まれます。一部例外的に巫女さんなど、一方の性別のみの募集が許される職種もあります。

年齢については、雇用対策法に根拠がありますが、長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集、採用する場合など、例外的に年齢制限をしなくていい場合はあります。

これらの規制があるが故に、「20代の男性が活躍中」「主婦が活躍中」などといった表現で、募集要件にはならないところで間接的にどのような年齢、性別の人に適している求人なのかを求職者に知ってもらおうとしているわけです。法的には年齢、性別による募集段階での差別は前述の通り、原則禁止されていますので、このような表現から外れている人がそれでも募集したいという場合は、会社としても門前払いをするわけにはいかないでしょう。

能力、経験、技能といったものには職種によって制限を加える事は問題にはなりませんが、求人票などで明示をして求職者に分かるようにしなければなりません。

募集の段階では多くの規制がありますが、実際、どういう人を雇い入れるかは会社に委ねられています。求職者から見れば、雇用機会が増えること、求人側から見れば、多くの人にチャンスを与えて、優れた人材を発掘することに寄与してるのではないでしょうか。「この仕事は男性でなければダメだ」とか「あの仕事は女性向きで男性がやるべき仕事ではない」といった固定観念で一方の性別を排除したり、あるいは年齢や経験の有無といった面で募集者を絞るのではなく、そういった条件をフリーにして、雇用の機会は与えるようにしましょうという事なんでしょうね。

なので、求職者から見れば決して条件不問=採用の可能性が高いという事ではありません。やはり第一印象から滲み出るような人の良さとか、これだけは誰にも負けないというような強みのある人は、採用される可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

プロフィール

藤嶋親方

Author:藤嶋親方
ご来訪ありがとうございます。茨城県東海村で社労士を開業している藤嶋です。 
社会保険制度を分かりやすく、出来るだけゆるく、時に日常の何気ない話等を綴っていきます。
どうぞお付き合い下さい。

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