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稀勢の里 引退

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ついにこの日がきてしまいました。第72代横綱 稀勢の里が引退しました。4連敗して途中休場した先場所の時点で今場所が最後の場所になりそうなのは覚悟はしていましたが、いざその時が来てみると寂しさはありますね。

思えば稀勢の里は、本名の萩原で相撲をとってた取的の頃から将来を嘱望されていました。当時、茨城県出身力士は武双山が大関で、雅山と共に武蔵川部屋・水戸農業高校コンビで活躍していた頃です。とは言えピークを過ぎつつある頃で、萩原という牛久市出身の中卒の叩き上げの若手が将来、どこまで伸びてゆくのかと夢と希望を持って見ていたものです。期待通り幕内までトントン拍子で出世しましたが、そこからがかなり足踏みしました。外国人力士の厚い壁が立ちはだかりました。モンゴル勢ばかりでなく、欧州勢にもかなり苦しめられました。琴欧洲や把瑠都、そして今も現役の栃ノ心や碧山といった上背のある力士を苦手としていました。それでも真っ向勝負を貫いて大関、優勝、横綱と勝ち取っていきましたが、日馬富士戦でのケガが致命傷になってしまいました。

進退をかける今場所でしたが、稽古量も十分とは言えず、身体もかなり緩んで見えたので正直この場所が最後になるのではと覚悟はしていましたが、前に出る圧力もなく、優勝した頃の内容には程遠いといったところでした。特に2日目の逸ノ城戦は左に拘らずに押していっても相手に全く力が伝わっていない感じで、軽くいなされて勝負がついてしまったあたりに、失礼ながら大人と子供くらいの差があるように感じてしまいました。

ネットでは色々言われていますし、横綱としての成績を残せたとは言えないだけに批判もあるかと思いますが、ケガをする前の稀勢の里には十分、横綱を張れるだけの力はあったと思います。ひたむきに相撲道に専念して勝ち取った横綱だと思います。お疲れ様でした、感動をありがとうございました。あとは、弟弟子の高安が続いてくれるといいですね。

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さあ稀勢の里、甦れ!甦れ、稀勢の里!!

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13日から始まる大相撲初場所。背水の陣で挑む地元茨城出身の稀勢の里に注目しないわけにはいかないでしょう。九州場所は残念な結果となりました。4連敗目を喫した4日目の相撲は土浦市役所にあるパブリックビューイングで出張帰りに観戦していましたが、物言いがついて差し違えで負けた瞬間の場のガッカリ感はかなりのものでしたし、私も正直、4連敗してこれで残念ながら引退だな、残念だけど最後だなと観念して帰宅の路についたものです。でも本人は、まだこのままでは終われない、こんなはずではないと思っていたんでしょうね。翌日から休場して、次に進退をかける選択をしました。ネットでは、大半が批判ばかりでしたが、横綱である以上、地位を汚すような相撲しか取れないようでは引退する以外にない地位ですから、横綱としての成績を長らく残せてない以上、批判が出るのは仕方ありません。しかし進退を決めるのは本人です。決めた以上は、ファンはやれると信じて見守りたいところです。

正直、稽古量も十分とは言えないような気はします。急仕上げ気味なのは否めないでしょう。気力が続くかどうかにかかってると思います。茨城コンビの弟弟子、高安もインフルエンザに感染し、状況的には厳しいです。栃ノ心はケガの状態次第ですし、貴景勝は横綱が揃ってどうなるかでしょう。そうなると、やはり優勝候補の現実的な本命は白鵬でしょう。休場明けでも態勢万全、モチベーションも大横綱、千代の富士の33歳以降の8度の優勝、35歳5ヶ月での優勝を目指すという事で衰えはありません。少なくとも来年くらいまでは主役の座は譲らないのではと思います。

免除が認められた場合の注意点

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毎月の国民年金の保険料が納付できない場合、免除という制度があることは平成30年3月8日に更新した「国民年金 申請免除summary」で紹介しました。免除の申請をすると、本人・配偶者・世帯主の所得額をもとに審査が行われ、全額免除、部分免除(3/4免除・半額免除・1/4免除)却下のいずれかの結果となります。また、50歳未満の方は、本人と配偶者の所得額の審査で納付猶予という結果となる場合もあります。世帯主(親)の所得が多い場合で本来、却下や部分免除になる場合でも本人や配偶者の所得がほとんどないという場合です。学生の場合、学生納付特例といって本人のみの所得審査で保険料の納付猶予を得ることが出来ます。50歳未満の納付猶予と学生納付特例は、世帯主(親)の負担を少なくするという意味もあります。なので、世帯主の所得は審査の対象にしないというイメージです。

さて、これら免除の申請が通った場合、これで保険料を納付した人と同じように年金(老齢基礎年金のこと)がもらえると思ったらそうはいきません。例えば全額免除が認められた場合、全額免除の適用される期間分の現行65歳になって支給される年金額は、きちんと納付した場合の半分です。部分免除の場合も減額はあります。更に言うと、50歳未満の納付猶予と学生納付特例の場合、老齢基礎年金の支給額には全く反映されません。すなわち、その期間分の支給額はゼロ円です。この2つは、あくまでも納付を猶予するというものです。職に就いて所得が増えたら年金を納付してくださいという「出世払い」のイメージです。

これらの減額される分を取り戻すには、追納という制度を使って保険料を納めなければなりません。10年以内のぶんであれば、追納することが出来ます。ただし、2年を超えたぶんは、利息もプラスアルファ支払わなければなりません。

このように言われると、免除することに何の意味があるのか?と思われるかも知れません。特に納付猶予や学生納付特例は老齢基礎年金の支給額に反映されないのでなおの事と思います。一番は、そのまま放置して、「未納」と呼ばれる期間を作らないことにあります。下の図をご覧ください。なお、学生納付特例のところには50歳未満の納付猶予の場合も同様に扱われます。追納は、一番右の❌や△を◯にするための制度です。

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まず、免除や納付猶予が認められることで保険料納付期間にカウントしてもらえます。つい最近まで25年で、最近になって10年になった例のやつです。それと、意外に知られていないのがいざという時の障害基礎年金や遺族基礎年金の納付期間にカウントされるばかりでなく、この2つの基礎年金に関しては、免除による支給額の減額はありません。この障害年金・遺族年金のメリットは非常に重要なポイントのわりには、あまり知られていません。

なお、部分免除に関しては、あくまでも一部免除のイメージですので、免除が認められなかった部分については保険料を納付しないと、未納という扱いとなってしまいます。

一方、免除していない未納の年金を後から納付しようとする場合、平成27年9月までは10年、平成30年9月までは5年以内のぶんなら納付できる後納保険料という制度がありましたが、平成30年10月以降は2年以内のぶんまでしか納付できません。今は国民年金の保険料に少しでも未納期間がある場合、日本年金機構から委託を受けている会社から電話で連絡がくるようになっています。もし連絡があった場合には、その段階で年金事務所や役所等に納付状況を確認して、なるべく早く納付した方がいいですし、どうしてもという場合は、免除の手続きをするのも手でしょう。

箱根駅伝 軽〜く結果分析

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箱根駅伝は東海大学が悲願の初優勝をし、5連覇のかかった青山学院大学が2位に敗れるちょっとした波乱となりました。特に往路が青山学院がもたつき、優勝候補に挙がらない伏兵のアッと驚くような見せ場もあったりとどうなるのか分からない展開になりました。復路で青山学院は本来の地力を発揮しましたが、往路のもたつきが結果的に響いてしまいました。ここでは、それぞれの大学ごとに簡単に結果分析してみようと思います。

東海大 往路優勝の東洋は復路で、復路優勝の青山は往路で崩れがありました。東海大は往路、復路共に2位でまとめ、崩れなく安定した走りで総合優勝につながりました。来年も今回走った多くの選手が残るだけに連覇の期待も十分でしょう。
青山学院大 往路で東洋との差が5分30秒あまり。青山の地力を以ってすればと思いつつも常識的には厳しい差。東洋とのこの差をひっくり返して2位に上っただけでも驚異的と言えます。負けて強しの内容で、今回は勝って当たり前のプレッシャーもあったかも知れません。改めて、勝って当たり前と言われる中で勝つことの難しさを感じました。
東洋大 復路で急失速してしまったのは残念ですが、これで11年連続で3位以上。安定して強いです。
駒澤大 昨年のシード落ちショックからどこまで立ち直っているかでしたが、MAXとはいかないものの立て直しに成功した感じです。
帝京大 今季の好調をここでも存分に発揮して復路3位は見事です。その復路のメンバーが全員残る来年は波乱の主役になる可能性もあるかも知れません。
法政大 出雲、全日本ともやや奮いませんでしたがここで地力を見せて3年連続のシード獲得は見事です。
國學院大 全日本大学駅伝でも好戦していただけに、このくらい走っても驚きはありません。往路3位のメンバーは全員、来年も残るので帝京同様、波乱の立役者としての期待がかかります。
順天堂大 2区の塩尻選手と5区の山田選手の活躍が大きかったように思えます。
拓殖大 往路の貯金を復路で使い切ってしまうような感じでしたが、最後の最後で踏ん張りました。
中央学院大 個人的に応援している大学の一つですが、正直今年は苦戦かなと思っていました。実際序盤はそんな感じでしたが、5区の山登りでいつの間にかに10位にいたのには驚きました。復路はしっかりシードを守るような走りで5年連続のシード獲得はあっぱれです。欲を言えば、上位を脅かすような場面を作って欲しいです。
中央大 伝統校も現状は立て直しの道半ばといった感じですが、随所に片鱗は見られました。
早稲田大 直前の出雲駅伝や全日本大学駅伝の結果の通りの内容で、8年連続で5位以上だった強豪がシード権を落としてしまいました。昨今は伝統校がシード落ちしては簡単に元の強い姿を取り戻せないでいる大学が多いです。来年すぐに復活できるかどうかは何とも言えません。
日体大 こちらも昨年4位からのシード落ち。一寸先は闇です。年によって良かったり悪かったり大きなムラがあります。
日大 思ったよりは走れたかなとは思いますが、こちらもかつての強豪校です。復調に手間取っているようです。
東京国際大 1日の当ブログでも取り上げましたが、往路は4区まではシード権の夢を少し見ました。まだ少し地力不足の感じはありますが、これまでより内容は良くなっています。
神奈川大 序盤で流れに乗れず、見せ場らしい見せ場を作れませんでした。
明治大 こちらも悩める伝統校ですが、終盤までシードを狙える走りを見せました。まだ復調途上ですが随所に片鱗は見られました。
国士舘大 2区で留学生を投入してトップで通過し、アッと言わせましたが続きませんでした。まだ全体的には地力不足かも知れません。
大東文化大 スタート直後の転倒もあり、流れに乗り切れませんでした。アクシデントなので責められません。
城西大 こんな順位になるとは思っていませんでしたが、、あまりにも負け過ぎです。
山梨学院大 見せ場がありませんでした。数年前まではこんなではなかったのですが、、
上武大 個人的には応援している大学の一つですが、シード権という意味でも地力不足は否めません。ただ11年連続出場しているのは立派ですし、かつて全日本大学駅伝ではそれなりの着順を残したこともあります。いつかはシード権を夢見れるくらいになってほしいです。
学連選抜 復路でいくらか巻き返しました。予選会で僅かのところで初出場を逃した麗澤大に特に期待しています。

過去10年から読み解く箱根駅伝

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新年明けましておめでとうございます。本年も当ブログをご愛顧のほどよろしくお願い致します。

お正月の個人的な楽しみは何と言っても箱根駅伝です。優勝予想やシード権争い予想はネットの彼方此方でお見かけします。あまり戦略とか個々の選手の力量とか細かいところまで詳しいわけではありませんので、ここでは競馬のデータ予想のように過去10年の傾向で展望してみようと思います。

まず優勝した大学は、過去10年のうち7回で、前年の出雲、全日本大学駅伝ともに3位以内に入っています。残りの3回のうち、2015年は前年の出雲駅伝が中止でした(優勝青山学院大 全日本3位)あとの2回も2009年の東洋大学(前年の出雲5位 全日本4位)近年で最大の番狂わせと言われた2013年の日体大でも前年の全日本で4位(出雲は不出走)に入っており、出雲、全日本いずれも6位以下(不出走含む)からの優勝はありません。今回、V条件に該当する大学は、青山学院、東洋、東海、駒澤、拓殖、帝京の6大学です。特に青山学院、東洋、東海は出雲、全日本ともに3位以内でしたので、データからも優勝候補の最有力と言えます。

今回、青山学院は前年の出雲、全日本を連勝しました。このパターンで3冠がかかるのは過去10年で4回あり、2011年の早稲田と一昨年の青山学院は優勝しましたが、2014年の駒澤は東洋に敗れ2位でした。そして2010年の日大はなんと15位と大敗を喫し、シード権すら取れませんでした。昨年も全日本を優勝した神大が、一昨年は出雲2位、全日本3位だった山梨学院がシード落ちを喫しており、一方で箱根は何が起きるか分からないということを如実に表しているといえます。

3位以内となると、前年の出雲、全日本大学駅伝ともに6位以下からの巻き返しは4例しかありません。2009年3位の日体大(出雲不出走 全日本9位)2010年2位の駒澤(出雲10位 全日本7位)2012年3位の明治(出雲7位 全日本8位)2017年2位の東洋(出雲9位 全日本6位)です。このデータからは、前年の出雲、全日本で不出走を含む1桁順位のない大学の3位以内は厳しいということになります。このデータに該当する大学は上記6大学と、日体、法政、城西、中央学院、國學院、明治が該当します。2年連続3位の早稲田は、出雲10位、全日本15位なのでデータからは3位以内は厳しいということになります。このパターンで過去10年で3位以内になった事はありません。ただ、早稲田は出雲や全日本がダメでも箱根では上位にいたりするんですよね。

シード権の10位以内となると、何でもアリです。前年の出雲、全日本ともに不出走からの下剋上もフツーにあります。苦戦が予想されている大学のシード入りもあるかも知れません。

というわけで、今回はやはり前評判どおり◎青山学院◯東洋▲東海△駒澤かなと思います。青山学院は懸念されていた出雲、全日本でも優勝し、盤石の態勢です。敵は油断とアクシデントでしょう。東洋大は、2009年以降10年連続、3位以上なのは大いに賞賛される安定感です。東海も上位2頭に迫れる地力がついてきました。駒澤もだいぶ立ち直ってきて昨年のような事はないと思います。シード争いについては、上記4大学以外の5番手以下がほぼ紙一重でしょう。ちょっと注目したいのが東京国際大です。1区にケニアの留学生を起用する奇策にでました。昨年、1区で失敗したので1区で流れを掴みたいという思惑もあるのでしょう。今回で3回目の出場ですが、着実に地力をつけてきました。今年はまだ苦しいかも知れませんが、ワンチャンあると見ていますし、近いうちにシード権を狙えるような存在になっていくと思います。